動物生態調査コース/自然環境保全学科

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動物生態調査コース(2年制)

昆虫類、哺乳類、魚類、鳥類、両生類、爬虫類を対象に、調査と保護・管理の実務を学びます。

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【講義】

  • 基礎生物学
  • 自然環境学
  • 農業畜産学
  • 環境生態学
  • 環境統計学
  • 動物生態学
  • 生態調査技術実務
  • 環境修復技術  など
【実習】
  • 動物環境調査実習
  • 動物生態調査実習
  • 基礎生物学実験 など

【内容】

環境調査企業が実際に行なっている、野生動物の捕獲やモニタリングなどの調査方法

水生動物の調査や保護、および化学反応をもちいた河川の水質判定

野生動物による農作物被害の予防方法や、鳥獣害の防止、害獣駆除方法など

哺乳類、両生類、鳥類、昆虫、魚類などの同定(種類の識別)方法と標本の作り方

                     などについて学びます

脇坂先生(動物生態調査実習など担当)から一言

2010年10月に名古屋で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回目締約国会議)で注目されるように、いま世界中で自然環境における生物多様性の保全が叫ばれています。生物多様性を守る第一歩は、その環境にどのような野生生物が生息し、どのような環境を利用しているかを知ることから始まります。そして、生物に配慮した開発・保全策を実践することが必要です。

このコースでは、昆虫類、鳥類、哺乳類、両生・ハ虫類などの野生動物を主な対象として、野外調査の基礎となる動物の分類や生態などを学んでいきます。そのため様々な生物を対象とするフィールド調査がメインの授業と実習です。生き物の世界に直に触れることで、野生生物と環境の保全について体で感じ、理解できるコースです。

野生動物の調査にはさまざまな手法があり、調査から得られたデータを解析し、どのような対策を取ると良いのかというアイデアを出し、実行します。在学中は基礎を重視しつつ、応用まで学びます。

とにかく自然に興味がある、動物の生態を科学的に調べてみたい、動物を通じて環境保全をしたいと思っているあなた、ぜひ動物生態調査コースへどうぞ!

取れる資格と卒業後に目指せる職業

このコースで取得を目指せる資格

  • 生物分類技能検定(2,3,4級)
  • 技術士補(環境部門)
  • ビオトープ管理士2級(施工・管理)
  • ビオトープアドバイザー
  • 自然観察指導員
  • 自然保護官(公務員)
  • 森林インストラクター

卒業後に目指せる職業

動物生態調査 森や海の野生生物の生態を調べて乱開発を防止
動物保護 希少種や絶滅危惧種の野生動物保護
環境評価 環境指標となる生物を調べてその環境の自然度などを評価     
細胞検査 動物の病気を調べるための検体作成やDNA検査による識別  
鳥獣害対策 野生動物による農作物や生活環境の被害を予防
害虫駆除 生活環境の衛生をおびやかす害虫の駆除
牧場・畜産 養鶏、養豚、養羊、養牛、養蜂や観光牧場の飼育、解説員

卒業生の今 在校生の今

フォトアルバム

昆虫の採取方法や同定方法、標本の作製方法を学びます。都市や里山などにどのような種類の昆虫が生息しているのかを明らかにします。同定方法や標本の作成方法は昆虫調査の基礎技術となります。土壌動物の分類と調査方法を学びます。また、土壌動物の種類や数から、自然環境の状態を把握することも行います。土壌動物とは、アリ、ダンゴムシ、トビムシなどの土の中にすむ生き物のことです。哺乳類の調査方法を学びます。動物の糞や足跡などの痕跡から、どの動物がどの程度生息しているのかを判断することができます。干潟の生物の同定方法や調査方法を学びます。渡り鳥の餌となるゴカイの分布状況などを調査します。行政が駆除対策を行っている外来生物について学びます。上の写真のヌーとリアの生育状況や、生育環境などの調査方法を学びます。どのような対策を講じることが必要かを考え、ディスカッションを行います。鳥類の同定方法や調査方法を学びます。また、得られたデータを解析する方法も学びます。そして調査した地点がどのような環境かどうかの評価を行います。