環境雑学♪No.1「ハヤブサの仲間」

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ハヤブサの仲間

    

  皆さんがご存知の鳥、ハヤブサ。猛スピードで飛べる鳥として有名です。かつて東京から西鹿児島を走った特急車両や、東北新幹線車両の名称にもなっており、「とにかく速い」「カッコイイ」というイメージをもっている方が多いのではないでしょうか?

 そんなハヤブサはタカと同じように鋭く曲がった嘴と飛行に適した翼をもっており、獲物を捕らえて食べる習性があるので、その見た目から今まで「タカの仲間」とされていましたが、DNA解析によって実は見た目はあまり似ていない鳥の仲間であることが判りました。

 その仲間とは、「インコ」。

 鳥の分類には日本鳥類目録というものがあって、近い仲間の種がなるべく近くなるように順番がつけられています。これまでの分類は鳥の「かたち」に基づいていましたが、新しい分類ではDNA解析を基におこなわれ、大きく見直された結果、ハヤブサはこれまで「タカ目」とされていたのを、新たに「ハヤブサ目」として独立しました。「ハヤブサ目」は、「タカ目」よりも「オウム目」に属する「インコ科」に近いとされています。

 特別天然記念物のトキも、DNA解析が進み「コウノトリ目」から「ペリカン目」に変わりました。大きさや性格が異なる鳥たちの意外な間柄が分かってきています。またトキと同じく「コウノトリ目」とされていたフラミンゴは小型の水鳥カイツブリと近い遺伝情報を持つことも分かっています。

 いやあ、人間ではよく言われることですが、動物も見た目で判断すると間違えるってことはあるんですね。

 ちなみに、まだ記憶に新しい方もおられると思います、感動的な帰還劇で有名になった小惑星探査機「はやぶさ」。世界で初めて地球重力圏外にある天体(小惑星イトカワ)の固体表面に着陸してのサンプルリターンに成功したこの探査機は、サンプル採取が1秒ほどの着地と離陸の間に行われる様子をハヤブサに見立ててその名前が付けられたそうです。

 

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